こんにちは!髙橋電気商会です。
4月も後半、心地いい日が続いたかと思うと急に寒い日がやってきたりとまだまだ天候が安定しませんが、田植えの準備が見られるようになり過ごしやすくなってきた五泉市です。
今日は梅雨がこれからやってくるとして漏電のお話をしようと思います。
漏電とは、電気が本来通るべき経路から外れ、予期せずに周囲の物質(例えば、地面や建物の構造部分)へと流れ出す現象です。
電線の損傷や絶縁体(電気を通さない物質)の劣化、不適切な電気設備の取り付けなどのさまざまな原因によって引き起こされます。
漏電は『感電』や『火災』のリスクを高めるため、非常に危険な現象とされています。
漏電対策で今すぐ行うべき3つのことを紹介します。
◎結束バンドでコードをまとめる
漏電を防ぐための対策1つ目は、からまりやすい電気コードを結束バンドなどでまとめることです。電気コードなどがからまり、コンセントとプラグの間にホコリが溜まると、湿気などが原因で漏電や発火が起こる「トラッキング現象」が起こりやすいです。電気コードをすっきりまとめておけば、掃除もしやすくホコリもたまらないので、トラッキング現象による漏電が防げます。
◎アースを使用し漏電を防ぐ
自宅で漏電を防ぐには、アース線を使用することも重要です。アース線は冷蔵庫や電子レンジ、電気冷暖房機、電気洗濯機、温水洗浄便座など、水回りや湿気の多い場所で使用する電化製品には必ず付いているものです。アース線があれば、万が一漏電をしても電気抵抗の少ない地面に電気が流れるので、人への感電が防げます。
◎たこ足配線をしない
電化製品を扱うときには、たこ足配線にならないよう注意してください。たこ足配線になると、定格の要領を超えてしまい、コンセントの発熱で発火し火災が起こりやすいです。コンセントをまとめるだけでなく、配線についてもコンセントの容量を超えないことが重要です。
