こんにちは!髙橋電気商会です。
6月も後半に差し掛かりました。五泉市でもゲリラ豪雨があったりじめじめっと湿度もあがってこの時期になってようやく梅雨らしくなってまいりました。
日本の電気(1878~1945年)
日本では、1878年に初めて電灯が点灯し、1883年には東京電灯が設立され、本格的な電力供給が始まりました。第1次世界大戦から太平洋戦争に至るまでのこの時代、軍需景気にわき工場動力の電化が進みます。東京市内の家庭には電灯が完全普及。ラジオ放送が始まり、百貨店も開店しました。しかし人々の生活は関東大震災(1923)や相次ぐ戦争に翻弄されます。戦雲の漂うなか電力は国家に管理され、太平洋戦争に突入した後には「ぜいたくは敵だ」の声のもとに電力消費規制が行われます。
昭和後期(1946~1969年)
終戦を迎え、日本国憲法の公布とともに生まれた新しい日本は、戦後の窮乏を乗りこえ、豊かな生活を求めて目ざましい経済成長を遂げます。娯楽の少なかった人々はテレビのヒーローに熱狂し、皇太子の結婚によりその興奮は頂点に達しました。3種の神器が登場し、家庭には次々と電化製品が普及。1964年の東京オリンピックを機に、日本は経済大国への道を歩み出します。同時に、高まる電力需要に応えて大規模な電源開発が始まります。
