こんにちは!髙橋電気商会です。
11月も中半に差し掛かり、気温もかなり下がってきました。
五泉市でもストーブを出したり、タイヤ交換したりと皆さん徐々に冬支度してらっしゃるんじゃないでしょうか。
さて、今回は『水力発電』についてまとめてみました。

水力発電はその名の通り、水の流れる力を利用して発電する方法です。
日本では明治時代から使われている発電方法で、長い歴史があります。
その仕組みは、水の落ちる力(位置エネルギー)を利用して水車を回転させ、
その回転を発電機に伝え、電気をつくります。

エネルギー変換効率が高く、国内で最も多くの発電量のある火力発電のエネルギー変換効率は、約30~40%ですが、水力発電の変換効率は約80%と圧倒的に高い水準にあります。またCO₂排出量が少なく、設備の設置や運用に多少の二酸化炭素の排出はありますが、発電時に二酸化炭素の排出はありません。

環境にやさしい水力発電、じゃぁなぜたくさん建てないの?って思いますよね。ダムや水力発電所が有利な土地は既に開発されており、新たに大規模な土地を見つけるのが難しく、新設されるのは比較的小規模な施設になる傾向があります。また水力発電は、発電や管理にかかるコストは他の再生可能エネルギーと比較しても安価ですが、ダムの新造には費用がかかります。それに水力発電の発電量は降水量に左右されることがあり、極端に雨量が少ない場合には、発電できなくなることもあるというデメリットもあります。

どの発電所も一長一短!いかがでしたでしょうか。電気をもっと身近に感じていただけるよう、これからも電気のことお伝えしますね!