こんにちは!髙橋電気商会です。
10月になり、五泉市も羽織や上着が必要になってきました!
みなさん季節の変わり目、寒暖差が徐々に出始めましたので、風邪など引かないようご自愛くださいね!
さて、今回はメジャーな『火力発電』についてまとめてみました。
■火力発電
日本の電気の約8割は火力発電に頼っており国民の生活になくてはならない存在です。燃料(石炭・天然ガス・石油などの化石燃料)さえあればいつでも発電できることや天候・時間帯に関わらず発電できること、必要な時に必要な量の電力を得られるなど利便性が高い発電方法ですが、二酸化炭素を大量に排出するというデメリットもあります。
「ボイラー」という機械で火を起こして、たくさんのお湯をわかし、蒸気の力でたくさんの羽がついた「タービン」という大きな機械を回します。
蒸気の力で回るタービンは発電機(はつでんき)につながっていて、タービンを回して発電機を動かすことで電気が作られます。
タービンを回すために使われた蒸気は、復水器(ふくすいき)という機械でまた水にもどり、また同じように蒸気になってタービンを回します。
火力発電は3つの種類に分類できます。
●汽力発電
石油、石炭などをボイラーで燃もやした熱ねつで高温・高こう圧あつの蒸じょう気きをつくり、そのエネルギーで蒸じょう気きタービンを回し、発電機きで電気をつくります。
火力発電のなかでも、主力となる種しゅ類るいです。
●ガスタービン発電
灯とう油ゆや軽油、LNG(液えき化か天てん然ねんガス)などの燃ねん料りょうを燃もやして温度の高い燃ねん焼しょうガスをつくり、そのエネルギーでガスタービンを回し、電気をつくります。
小こ型がたで高い出力を得えられるという利り点てんがあります。
●コンバインドサイクル発電
ガスタービンを回したあとの残のこりのエネルギーで蒸じょう気きタービンを回す、効こう率りつのよい種しゅ類るいです。
2つのタービンを一度に回すので、同じ量りょうの燃ねん料りょうでも、ほかの火力発電よりたくさんの電気をつくることができます。
いかがでしたでしょうか。電気をもっと身近に感じていただけるよう、これからも電気のことお伝えしますね!