1847年2月11日にオハイオ州マイランにて、出生。

【エジソンの少年時代】
少年時代のトーマスは、異常なほどの知りたがり屋。
小学校に入学するも、教師と馬が合わず、わずか3か月で中退した。
当時の逸話としては、算数の授業中には「1+1=2」と教えられても鵜呑みにすることができず、
「1個の粘土と1個の粘土を合わせたら、大きな1個の粘土なのになぜ2個なの?」と質問したり、
授業中には事あるごとに「なぜ?」を連発し、教師を困らせていたという。

学校教育に馴染めなかったトーマスは、自宅で独学することになったトーマスが特に興味を示したのは、化学の実験であった。

エジソンは12歳のときに聴覚障害を発症した。
エジソンは片方の耳が完全に聞こえず、もう一方の耳はほとんど聞こえなかったので、
歯を木材に挟んで頭蓋骨に音波を吸収させて音楽プレーヤーやピアノを聴いていたと言われている。

少年時代のエジソンは持ち前の好奇心が高じて、自らの手で新聞を作り、列車の中で売って評判になったことがあった。
エジソンは13歳までに週50ドルの利益を上げ、そのほとんどは電気および化学実験用の機器の購入にした。

15歳のときには働いていた鉄道の駅で、まだ幼い駅長の息子が汽車にひかれそうになったのを近くにいた中年の男と一緒に助けたことがあった。
エジソンはそのお礼として駅長から電信の技術を教えてもらい、のちに彼が技術者としての人生を歩み始めるきっかけを与えてもらったという。