1882年にニューヨークのパールストリートに世界初の商用中央発電所を設置し、ウォール街の半径約1マイル(1.6km)にある白熱灯に電力を供給しました。こうして電灯事業をスタートさせたのですね。
その後エジソンは鉱山経営の失敗をしたり、セメント事業を始めたり、アルカリ蓄電池を完成させたり、研究所が火事になったりと、さまざまな事がありますが、1931年10月18日84才に、生涯を終えました。
ニューヨーク・タイムズ紙は、エジソンの死後、「すべての白熱灯は彼の思い出だ」と追悼した。「すべての発電所は彼の記念碑だ。蓄音機やラジオがあるすべての場所で、無声でも発声でも、映画があるすべての場所で、エジソンは今も生きている」と評しました。
トーマスエジソンを三回にわたりご紹介してきました。あたりまえのように街を照らしている電気の灯り、偉人達の決死の努力ひらめき、形にした職人さん、さまざまな人によってもたらされているんですね。
